11月、遠賀川の支流西川で鮭が3匹確認されました。流域住民が待ちに待ったうれしい知らせです。
鮭は4年ほどの海の生活を終え生まれ故郷に帰って卵を産みます。
国内で唯一、サケを神様の使いとして祭っている「鮭神社」(嘉麻市大隈)で、12月13日(日)、氏子や流域住民・水産者関係者が、五穀豊穣や無病息災を祈るとともにその年に遠賀川を遡上してきた鮭を奉納する「献鮭祭」が営まれました。
鮭神社は奈良時代(1200年前)に建立され、遠賀川を遡上してきた鮭を神の使いとして、境内にある鮭塚に奉納いたします。今年は遠賀川に帰ってきた鮭が奉納されました。
献鮭祭が終了後、NPO法人遠賀川流域住民の会は鮭の有精卵をいただきました。青木宣人さんのふ化場で、これから3月菜種梅雨が始まるころまで育てていただきます。
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