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2011年秋の金辺川清掃

2011年12月17日、毎回予定していた日程が雨のため延びていました金辺川の秋の清掃活動が行われました。とっても寒い日でしたが皆さんお疲れさまでした。 
 
   
   
   
   
   
   





 
 

活動の目的

香春町は筑豊の名山といわれる「香春岳三山」に抱かれ、そのふもとを金辺川が流れ、呉川・御祓川が注ぎ、西へ流れ、彦山川と合流、さらに遠賀川に流入しています。平成18年、金辺川の下流でサケの雌が発見され、住民の川をきれいにしょうとう気運が高まってきました。そして、19年3月、サケの稚魚を御殿橋河川敷で放流しました。川のこと、環境のことなど、学びながら、川をきれいに、子ども達や住民が楽しく川と親しめる水辺環境づくりをめざします。

活動の内容

・清掃活動を住民に呼びかけ、金辺川を中心に行います。

・子ども達とともに川のこと、環境のこと などを学んでいきます。

・身近な川の調査を行います。

・楽しく川と遊ぶための水辺環境づくりに 取り組みます。

 

香春町では平成16年から、家庭や事業所にトイレを水洗化して、快適な生活ができるように、そして、生活排水もきれいにして川に戻す合併処理浄化槽を設置し、維持管理までを行う事業をPFIを活用して行われています。現在の普及率は30%に達しています。


スタートしたばかりですが、遠賀川の源流であることを意識し、使った水をきれいに川へ戻す事、みんなで楽しめるきれいな川にしていきたいと思っています。


あしあと

平成19年 3月 御殿橋でサケの稚魚を放流 

      4月 香春町水環境報告会(筑豊の水と環境を考える会主催)で設立の呼びかけを行た。

      5月 第1回 金辺川清掃活動





2008年鮭の稚魚放流



 

みなさまへ

2008年3月19日(水曜日)、
たくさんのシロザケの稚魚が雨の中、皆さんによって旅立ちすることができました。
本当にご協力ありがとうございました。

これから約1~2カ月間をかけて金辺川下り、彦山川から遠賀川そして響灘に出ます。海に出て、海水温の低い日本海から北海道、アラスカへと進みます。
そして成魚になるまでベーリング海で4年間暮らし、成長して再び母川(ぼせん)(鮭が生まれたところ)に帰って、子孫を残すため、卵を産みます。
 サケは小さい時に生まれ育った川の臭いを覚えて、海から川へと一気に上ります。
しかし、母川に帰ってくるのは、ほんの一握りだそうです。
だから、遠賀川に帰ってきたサケは、神様の使いとして、鮭神社(嘉麻市)に奉納されます。
多くの鮭が帰ってくるように、川をきれいにして待ちましょう。

青木さんは、「私たちにとっていやな雨ですが、鮭の稚魚たちにとってはめぐみの雨です。水が増え、水もにごって、てんてき(鳥達)におそわれることなく、川を下ることができます。」と話されていました。
皆さんはかぜなどひいていませんか。
本当に雨の中ありがとうございました





 2007年11月4日(日)香春町産業まつりで、「金辺川を楽しむ会」と「松村産業」は、香春町を流れる金辺川をもっと知ってもらおうと、金辺川にすむ魚や、金辺川の景色を撮った写真をパネルにして並べたコーナー、水の汚れがわかる水質検査(CODパックテスト)の実験などが行われるミニ水族館を開設し、参加者を楽しませてくれました。

水槽の中の魚の名前や、川の風景を当てるゲーム形式で、正解者には金魚すくいなど、
楽しみながら、川を大切にしていこうと呼びかけていました。