生物の棲みやすい川づくりを考える会は、遠賀川の河川敷をより多くの生物が棲めるような環境づくりや人々にとって安らぎの場になるような河川敷づくりを目指す取り組みを行ってきました。
平成21年から始まった下境第二排水樋管の水路の改修工事は、生物の棲みやすい川づくりを考える会のメンバーや地域の人々が集い、現地視察を通して、現在の環境を把握し、水質調査や植生調査を重ね、生物が棲みやすい環境と人々が安らげる空間の場や子ども達の環境学習の場づくりを目指して検討されてきました。
そして今春、現代の川づくりの技術が施行され、大枠完成しました。6月・7月の雨の多い時期には、水路は遠賀川の溢れる水にのみ込まれましたが自然が作り出す川に近づいたのではないかと思われます。
100mの水路がどのように変化しているのか、これまでの想いが川に活かされたのだろうか、それとも自然には太刀打ちできない残念な結果となっているのでは等、参加者それぞれが、個々の想いを持って7月30日(土)下境第二排水樋管の水路を調査しました。
調査は下流・中流・上流と分けてどのような生き物がいるのか、水深や水温・水質などを調べました。今回は子どもの参加もありとても賑やかでしたが、魚取りの実践でしたので大人もとても張り切っていました。
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