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英彦山ブナの植樹と手入れ


日時     2011年4月24日
集合場所  英彦山 高住神社
主催     英彦山ブナ林再生の会
        霊山会

 

 霊山英彦山は日本三大修験道場の一山で、福岡県を代表する山です。と共に、水分の霊山として、遠賀川、今川、山国川、筑後川流域の人々から篤く信仰されて、大切な命の水の源です。

英彦山「霊山会」は平成2年、英彦山山頂周辺の植物に異変が見られるようになり、田川山の会の会員を中心に発足しました。会員は10月ごろに英彦山のブナの種を集めて、苗木を育て、3月に山頂周辺に育てたブナの苗木を植樹をしています。

平成10年には台風による山頂周辺のブナの被害が進み、英彦山霊山会、田川高校卒業生や在校生、福岡県山岳連盟、マップ山の会、大宰府登山愛好会、豊前登山愛好会、筑豊市民大学、香春道草の会、また、地域の人々と共に「英彦山ブナ林再生の会」を結成して、毎年3月にブナの苗木を植樹をしていました。

2011年は、3月になっても山頂付近にはかなりの雪が残り、1カ月遅れの4月24日に、田川高校の生物部の生徒をはじめ30名の方々の参加で行われました。

昨年植えたブナの苗木は、鹿からブナの苗を守るために設置した網も小さくなるほど、成長していました。早速会員は鹿から新芽が食べられないように、低くなった網を手際良く高くする作業を行いました。

 
 
 1カ月遅れの開催となった。今年はブナの木の手入れを行う。中央が代表の永井さん。
   
昨年植えた苗木も大きくなっていました   
   
   
   
 しかのおとしもの?    新芽も網に守られて安心。
   
田川高校の生物部の学生さん。お疲れさまでした。  作業を終えて下山すると高住神社の皆さんから
接待を受けました。有難うございました。
 
 
 皆さんお疲れさまでした