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遠賀川 蟲愛会観察会

 
関西や福岡で「むし」をメンイにした自然観察に取り組まれている「蟲愛會」のメンバーは、遠賀川の自然の豊かさ、その魅力、素晴らしさを地域の人々と一緒に見守ろうと、自然観察会「遠賀川むしめづる観察会」を51日に飯塚市芳雄橋付近の河川敷で開催されました。

当日は、前日が大雨で、天気予報も雨となっていましたが、雨も降ることはなく、心地よく河原を散策できました。
今回の観察会では気温が低いため、虫に出会うことは少なかったのですが、「遠賀川の黄色い花を見比べよう」をテーマに、周りにある黄色い花探しからスタートしました。虫達にとって草花は大事な餌であったり、住みかです。いろいろな黄色い花がいっぱいでした。

普段なにげなく歩いている河川敷にたくさんの草花に一つひとつ名前があり、教えていただきました。春の七草のうち5つはこの河川敷でもあるとのことです。雨上がりの空を見上げて誇らしげに咲いている小さな草花に心がいやされる本当に心地よいひと時でした。

参加した子どもたちはチョウをつかまえたり、ミツバチをつかまえたりと河川敷を走り回っていました。そじて、得意な顔してチョウを見せていました。岸本氏によるとチョウなどは背中から見るのではなく顔からみると本当にかわいい顔をしているとのこと、本当にいいようのないかわいい顔をしていました。

会では、多彩な「むし」が生きている遠賀川にもっと もっと親しみ、地域、自然を大切にする心を育ててほしいと願って取り組んでいます。今後もこの様な取り組みを遠賀川流域で開催されます。皆さんも参加してはいかがでしょうか。


今回、調査した花の名前などは「蟲愛會」の「遠賀川むしめづる観察会」の報告をご覧ください


  
第1回 遠賀川むしめづる観察会報告

  第1回 遠賀川むしめづる観察会のまとめ 
 
開会式の様子。中央が会の代表の岸本氏。 
   
早速、黄色い花を探します。 
   
土手には菜の花や大根の花がいっぱい。てんとうむしを見つけました。チョウもゲット。
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 

                     ~遠賀川むしめづる観察会のご案内~
                                        蟲愛會(むしめづるかい)
                                             主宰  岸本 博和
  
遠賀川は全長約60km、流域面積約1,000km
を誇る福岡県でも有数の一級河川です。そのため、遠賀川流域は山地から浜辺にいたるまで、実に変化に富んだ環境を擁しています。

ところが、遠賀川に住む多くの人たちには、遠賀川の魅力がまだまだ十分伝わっているとはいえません。身近だからこそ、その素晴らしさに気がついていないともいえるでしょう。

当方は、20年来、関西、福岡で「むし」をメンイにした自然観察をやってまいりました。その経験から、遠賀川の自然の豊かさをもっと地域の人々と一緒に見守ることができないだろうかと思い到りました。

そこで、皆さんがお住まいの遠賀川流域をフィールドに、遠賀川の自然をもっと親しんでもらおうと
自然観察会「遠賀川みしめづる観察会」を4月から観察する準備をしています。


「遠賀川むしめづる観察会」では、昆虫などの「むし」を探しながら、五感を使った植物の観察や草花遊びも行う予定です。「むし」はどこにでもいます。また様々な種類の「むし」がいます。いろいろな「むし」をじっくりと観察することで、その「むし」が住んでいる自然の姿も見えてくるのです。

「遠賀川むしめでる観察会」では、遠賀川で見られるいろんな「むし」の生活に触れて、普段は気がつかなかった、何げない自然の多彩さを一緒に実感したいと考えています。そして、ゆくゆくは参加した皆さんの集めたデーターを整理し、地図上にまとめてパンフレットにすることも検討しています。

「遠賀川むしめづる観察会」に参加して、多彩な「むし」が生きている遠賀川にもっと もっと親しみ、地域、自然をたいせつにする心を育みましょう。

主な対象
  遠賀川流域に生活個人、特に小・中学生とその保護者。
  小・中学生は必ず保護者と参加してください

参加費  500円(保険料と資料代)

開催日・場所はブログ(むしめづるかい)でご案内