2011年　芦屋海岸クリーンキャンペーン

 遠賀川は私たち流域の住民にとって大切な命の川です。しかし、このことを知らないまま生活している人々があまりにもたくさんいます。

大雨の時期になるとたくさんのゴミが支流の川から遠賀川に流れ、遠賀川の河口や海岸線に多くのゴミが漂着しています。人々が捨てた、弁当の空箱・ペットボトル・ジュースの缶やビールの缶、そして、いちばん多いのが煙草の吸殻。

取ってもとっても、ゴミは流れてきます。多い時は砂浜が見えないほどゴミにおおわれます。地元の芦屋町では観光や漁業資源に甚大なる被害を受けています。

この事実を知って、遠賀川の上流の住民が遠賀川の最も下流の芦屋海岸や若松海岸のゴミ清掃をはじめて10年目となります。清掃活動はもちろん、遠賀川の上流の住民が下流の芦屋町に集い、ゴミのポイ捨てをなくそうと芦屋町から発信しています。

その呼びかけに応えて遠賀川流域から今年は約400人が集いました。参加者は4班（北九州市若松区岩屋海岸・夏井ケ浜海岸・洞山周辺・なみかけ大橋）に分かれて清掃しました。今後、9月～10月にかけて遠賀川の上流・中流域の住民・企業・行政によって清掃活動が行われます。みんなで共に汗を出して母なる遠賀川がもっときれいに！していきましょう。