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2013年(平成25年)若水くみ 遠賀川源流を訪ねて

 2013年元日、早朝に雪が5cmほど降りました。国道211号線はスノータイヤかチエーンをした車でないと嘉麻峠は通れないということでした。国道に面して「遠賀川源流公園」あり、約300m登ると「遠賀川源流」があります。今年も久留米市や田川、飯塚市、桂川町、地元嘉麻市から、家族の健康を願って家族連れ30人ほどが、「ILOVE遠賀川in嘉穂」の皆さんが作った竹筒に若水をくんでいました。

ILOVE遠賀川in嘉穂実行委員会の皆さんは昨年29日に、若水をくみに参加される皆さんのために竹筒を作っています。

「今年は雪が積もったため、若水汲みができるか心配でしたが、問い合わせが多く、会として開催することにしました。源流まで来る時はチエーンをつけてくるようにお願いしました。」と会のメンバーは話されていました。
毎年雪が心配されますが、雪が降っても若水くみができるように竹筒は準備しているとのこと、この取り組みも20年続き、「源流の若水汲みをすることで新しい年がきた」と心新たになるそうです。若水をくまれた皆さんはお家に持ち帰り、元旦の雑煮などに使われるそうです。

参加された方は
●毎年の行事になっていますので雪が降っていてもきました。雪のひどい時でも会の皆さんが水筒を準備していただいているのでありがたいです。若水汲みとして願いごとをしながら水筒に水を入れます。今年も家族の健康を願って水筒に水を入れました。
●近畿大学付属福岡高の看護専攻科の2年生は、「今年は看護師の試験がありますので、無事受かるようにお願いをしながらくみました」。
●家族みんな幸多かれと、毎年この行事から始まります。今年も良い年になりますように!

   
   
   
   
 
 
 

 
道しるべをしていますのでとてもわかりやすい道となっています。  
 
   
 
雪だるまかな?竹の水筒で水をくみました。 遠賀川源流公園

 
階段がきれいに整備されていました。 
 

若水くみ  竹水筒作り

 12月29日、ILOVE遠賀川in嘉穂の皆さんは、遠賀川源流で若水くみで使われる縁起物の竹水筒を作りました。旧嘉穂町では年始の水を神棚に供え、無病息災や五穀豊穣を祈る「若水くみ」が伝統行事と各家々で行われていました。

「遠賀川の源流の地」となった20年前、遠賀川の源流をを守り、きれいな水を知ってもらおうと、また、家族の健康と参加者のご多幸を祈念する取り組みとしてILOVE遠賀川in嘉穂の皆さんが毎年準備されています。

当日は記念水筒を100個つくり、源流に若水を汲みに来た参加者に無料で配られます。会のメンバーは「元旦は雪が心配されますが皆さんが来てくれるのを楽しみに作っています。おいしい若水で雑煮などを作って、年の初めのお祝い事に使っていただければと思います」と話されました。

   
 
竹を節毎に切って、梅の枝で栓を作った。 
 
 朝日新聞31日掲載