筑豊から北九州の響灘に注ぐ遠賀川は古代より流域で生活している動植物の命を提供し続けています。この命の水をあまりにも当たり前と思って使ってきました。しかし、今、遠賀川の水は悲鳴を上げています。そのことに気づき何とかしなければと、流域各地でいろんな団体が行動を起こしています。
今回、遠賀川源流サケの会では、遠賀川流域にすむ子どもたちに、川や森の持つ役割など、体感してもらおうと、遠賀川中流(直方市)から、遠賀川源流(遠賀川源流の地公園)や彦山川の源流(英彦山)を探検する「遠賀川・彦山川水源探検隊」を開催、17名の子どもたちが2日間の水源探検活動に参加した。
1日目;直方市遠賀川水辺館
国土交通省遠賀川河川事務所環境課の内田氏が講師となって、水質検査や透視度計を使って上流と下流の水の比較や、
少しのお味噌汁が水を汚していることの実験などを行なった。
1日目:遠賀川源流の地公園(直方から30㎞バスで移動です)
遠賀川源流サケの会の青木会長にお話を聞き、その後、滝が流れている源流へ行きました。
::夜はキャンプ、カレーをみんなで作りました。作ったカレーはみんな食べました。
お鍋やお皿は新聞紙で汚れを取って洗いました。新聞紙で汚れを取ると、簡単に洗えます。
残ったご飯はおにぎりにしました。
2日目:英彦山の源流へ、
今回、森林は針葉樹と広葉樹が混交することが大切、良質な土壌を作り出す広葉樹が森の持つ水源の役割、
生物の多様性には欠かせないものであることが理解できた。
子どもたちは雨にも負けず水源求めて探検したこと、また、人と人とのふれあいからたくさんのことを学ばれたと思う。
子どもたちの感想はこちらから
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