2014年へ

第13回 芦屋・若松海岸クリーンキャンペーン開催
ゴミを拾う人がもっと多くなると、ゴミがもっと減少する。広げよう清掃の輪を!
遠賀川秋の清掃運動会が始まります。(ふるさと清掃運動会

参加団体の紹介         当日のゴミの量 芦屋町 可燃ゴミ 1,040kg 粗大ごみ250kg(合計1,290kg)

芦屋海岸・若松海岸、きれいな海岸線が続きます。

しかし、大雨の度に川が増水し、上流から下流にたくさんのゴミが河口堰にたまります。遠賀川河川事務所では毎年たくさんの経費を使って河口堰のゴミを処理しています。しかし、更に大雨が続くと、河口堰でのゴミの処理ができず、水があふれるのを防ぐため、河口堰を開くことがあります。すると、怒涛のごとくゴミが海に押し流され、近くの海岸に漂着します。

海に流されたゴミが、漁船のスクリューに絡みつくなどの被害が起こっています。また、海岸線にたまったゴミで景観を損なうなど、地元の皆さんに大変迷惑をかけています。さらに、その処理のため地元では多額の経費が必要になります。海底ではゴミがたまってヘドロ化し、生き物たちが悲鳴をあげています。また、嵐になると海底が波で洗われ、たくさんのゴミが海岸に漂着します。

潤いと安らぎのある美しいまちなみを取り戻そうと、「NPO遠賀川流域住民の会」は住民や企業や行政に呼びかけ、「芦屋・若松海岸クリーンキャンペーン」を実施、毎年、遠賀川上流の市町村、北九州市、地元芦屋町のたくさんのボランティアの皆さんが一体とまって清掃活動に取り組んでいます。

9月7日(日)当日は、遠賀川上流から、愛護団体や企業・行政等の仲間や、家族連れ、400人のボランティアが柏原漁協前に集い、5班に分かれて作業を行ないました。清掃場所によってはゴミの少ないところもありましたが、波けしブロックや岩場など、ゴミがたまっていました。また、発泡スチロールなど、自然界に戻らないものもありゴミが粉砕され、砂に交じっていました。「こんなゴミが一番厄介なのよね。」と言いながら参加した婦人は丁寧に拾っていました。

芦屋町波多野町長は「本日はたくさんの皆様に参加いただきありがとうございます。近年芦屋町はゴミも減少してきました。この取り組みの広がりで、たくさんの人々が遠賀川に関心を持ち、芦屋町に目を向けていただいたことで、ゴミが減少してきたと思います。感謝申し上げます」と話されました。
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 
 
 
 
 
 
   
   
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 
 
 
 
   
   
 
 

sankadanntaisyoukai.htmlへのリンク