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第5回 秋の中島 ・ 観察会
10月17日 中島自然再生協議会

 中間市で、中島の自然再生事業を行っている中島自然再生協議会主催で、恒例となった「秋の中島観察会」が行われました。今回は会員をはじめ一般の方や北九州市野鳥の会北九州市野鳥の会の皆さんが、秋晴れのもと、中島を散策しながら、野鳥の観察やクリークに棲む魚たちを観察しました。

中島は遠賀川中下流域(河口から12㎞付近)に位置し、約30haに及ぶ広大な面積を有しています。島内には、大規模なヨシやオギの草地、タブノキなどの樹林、その他貴重な植物が存在し、生息動物や鳥類をはじめ、豊かな生物の生息、生育空間としてとても重要な場所となっています。

同会では、竹林の整備やクリークの菱のみの駆除作業を行い、中島の自然再生への取り組みを行っています。

今回の秋の中島観察会では、北九州市野鳥の会の皆さんの協力で23種の野鳥を確認をしました。カイツブリなど水面を移動する姿や、ヨシやオギ原からたくさんの鳥の声や、ヒヨドリの群れが飛んでいく様子など、工事のため立ち入り禁止の場所もありましたが、鳴き声から、たくさんの鳥が生息していることが分かりました。

魚の観察では、クリークや水路にいる魚を観察。投網を実際に使って魚取り。ツチフキ、ヨシノボリ、メダカ、カマツカ、ギンブナ、コイ、ブルーギル、カムルチーなどたくさんいました。講師の方からそれぞれの魚の特徴や見分け方などを教えていただきました。

中島の観察会を終えると会員の皆さんの手作りの団子汁をいただきました。ありがとうございました。

   
 開会式。会員をはじめ野鳥の会の皆さんや魚の先生などたくさん参加していただきました。  
   
   
   
本と見比べながら説明をしていただきました。   なかなか鳥を観察するのは難しいです
 
みんなで観察した結果のまとめを行っています。今回23種の野鳥を観察。 
   
   
   
投網を使ってクリークの魚をとります。  入っているかな 
   
どんな魚がいたのか調べます。