3月8日(日)嘉麻市大隈 旧大隈小学校にはたくさんの皆さんが遠賀川源流の森づくりの植樹に集まってきました。今回は2年ぶりの植樹とあって北九州市が市民に呼びかけて、バス2台で参加、遠賀川下流の町からもたくさんの皆さんが参加していました。
筑豊の生活と文化を支える「遠賀川」を守るため、50年・100年後の地球と水と子ども達のために今できることをしよう、と遠賀川源流の森づくり推進会議の呼びかけで行われています。
会では植樹する土地の確保が非常に難しくなっていること、シカやイノシシが植樹した木々を食べたり、土地を荒らすためなかなか木々が育たない様子であること、植樹会場は傾斜や凸凹があったり、枯草等に足をとられないように、足元には十分注意をすること。特に作業中は鍬をふるったり、ハンマーなどを使ったりしますので、隣の方との間隔など、周りにも気を付けて作業をすることなどを説明。今回は以前植えた場所の捕捉植樹も含めて、180本を植えます。
植樹地点は西馬見区有地で、遠賀川源流サケの会のふ化育成場が近くにあります。ここから約4kmほどのぼったところに登山植樹地点(ヲヲガンノ)があります。
今回の植樹ではヲヲガンノにはイチョウ、西馬見の植樹地点ではイロハモミジ、イタヤカエデを植えます。植える時の注意事項として、シカによる食害対策としてイロハモミジとイタヤカエデにはツリーシェルター(苗木保護管)を取り付けます。ツリーシェルターは、最初はどうつけるのかなか、なかうまくいきません。何とか1本をつけ終わると、後は要領も分かってうまくいくようになりました。子どもたちも一生懸命支柱とツリーシェルターをつけていました。
作業終了後には西馬見の植樹会場で豚汁が参加者に振舞われまた。豚汁を食べ終わったら終了です。 7月の末には植樹した場所の下草刈りを行なっています。
北九州市からバスで参加されたかたは、「昨年は耶馬渓上下流育樹の集いにも参加して植樹をしました。水源の森を守ることはとても大切なことです。空気もとてもよく、今日は気持ちよい日和でとっても楽しかったです。」と話していました。
子ども達もたくさん参加していました。家族連れの参加が目立ちました。作業は思ったより早く終わって、あとはのんびりと春の日差しを浴びていました。
参加いただいた団体の皆さん(主催者のご協力で記入いただいた団体様のみ掲載させていただきました)
NPO法人 サカエ会 北九州市上下水道局 県立嘉穂総合高校 城山校 飯塚市上下水道局 (株)福岡銀行 飯塚支店 国交省 遠賀川河川事務所 芦屋町役場 北九州電力総連 直方市水道事業
株式会社タカダ直方事務所 飯塚ロータリークラブ (有)田村環境開発工業 フォレストセーバー正人どんの郷 飯塚高等学校 生徒会
穂波ライオンズクラブ
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