2015年 5月16日(土)17日(日)に開催された田川市風治八幡宮の「川渡り神幸祭」は450年前から受け継がれ、筑豊に初夏を告げるお祭りです。 永禄年間(1558年~1569年)に疫病が流行し、多くの命が失われました。そのため、氏子一同が病気の平癒(へいゆ)を祈願、風冶八幡宮の境内に祇園社を建立、祇園(スサノオ)様の分霊を移してその終息を祈願し、成就のお礼として永禄5年(1562年)に奉納された祇園祭が始まりと伝えられています。(昭和29年福岡県無形文化財民族資料第一号に指定) 2基のみこしと、高さ10~12メートル、重さ2~4トンほどで、五穀豊穣・悪疫退散を祈願した色鮮やかな五色のバレンを飾った11基の山笠は八幡宮を出発、彦山川を渡り対岸のお旅所を目指します。 香春岳を背景に笛や鉦の音に合わせてわっしょいわっしょいと彦山川に次々に入ると、川面一杯に大輪が咲いたように華やか、数十人の担ぎてによって、山笠が前後に大きく揺さぶられ、そのたびに水しぶきを上げると、川岸から見守る人々から歓声がわきあがります。16日は彦山川を渡って対岸の同宮の御旅へ向う「お下り」、17日は逆コースで「お上り」と呼ばれ、お宮に帰り、2日間のお祭りは終わりとなります。 |
浴衣姿の見学者が川に!担ぎ手だけではなく見学者も川の中で楽しんでいました。 |
みこしが御旅所に |
御旅所でお着きの獅子舞が奉納されます |
実行委員長のごあいさつ |
祭りが終わって片づけです。のぼりの大きさにびっくりです。 |
皆さんで片づけを行います。 |
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祭り2日間は田川市の職員や実行委員会メンバーボランティアの皆さんがゴミを拾っていました。 |
祭りの次の日(17日月曜日)恒例となった田川市立伊田小学校の児童が小さくなっているバレンの清掃活動です。 花吹雪としてきれいなバレンも小さくて拾うのが大変ですが児童の皆さんは毎年祭り後に清掃作業を行っています。 |
小さいので拾うのが大変ですがきれいになりました。 |
小学生が帰ると当時に福岡県立東鷹高等学校の生徒が清掃活動を開始です。しかし、残念なことに雨が本降りとなりました。雨がひどいのでスポーツ活動をしている生徒等が清掃活動を開始。挨拶もとても気持ちよくしていただき、てきぱきと作業をしていました。主にゴミ箱に入れられた燃えるゴミと、燃えないごみを分別し、袋につめかえていました。ペットボトルもきちんと分けていただいていました。 このように学生さんがしていただきゴミの回収がスムーズに行えるようなったと、まつりin田川実行委員会の関係者の皆さんは感謝されていました。雨の中お疲れ様でした。 「みんながもう少し後のことを考えてゴミを捨ててくれるといいのにと思いました」と作業をしながら学生さんが話していただきました。祭りは楽しいけどたくさんゴミが出るのは嫌ですね。田川市の祭りの後、たくさんの人が清掃活動にかかわっていただいています。きれいな祭りを目指して! |
カッパを着てきれいにしていただきました。 |
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