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川探検 野田河川公園
7月11日 アカザを守る会

 添田町彦山川野田河川公園で7月11日、「アカザを守る会 川探検」が、70人の大人や子供たちが参加して川探検が開催。 

今回は田川地域で河川環境をしている「田川ふるさと川づくり交流会」や川崎町の「川崎小学校アンビシャス」の皆さんも参加され、子どもたちは一足早い水質調査や魚の調査、水遊びに河川公園がにぎわった。

今回は川の水質調査を開催、現地の水(上流)、彦山川合流地点の水(中流)、遠賀川河口堰(下流)の水をそれぞれ調査、結果、「雨の影響もありましたが概ね分かりやすい結果になりました。」ということです。
最後は雨に見舞われましたが、大人も子供も楽しい川遊びになりました。
捕獲魚 オヤニラミ・カワムツ・カワヨシノボリ・ドンコ・ムギツク・カマツカ等



平成8年より添田町の河川で川に棲む淡水魚の調査をはじめられた武貞さんが、平成23年夏、環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されているナマズ目のアカザを確認、その後、「身近な川にも希少な生物がいることを知ってもらい、川への関心を高めてもらいたい」と平成24年1月に「アカザを守る会」を結成し、流域の生態調査や河川のゴミ拾いを始められた。同年6月17日アカザの捕獲に成功。

会では、添田町には、幻の淡水魚「アカザ」がひっそりと生息している。絶滅危惧種に指定されているアカザは、水のきれいな清流にしか棲めない。「アカザ」の保護調査を通じて、川を守ることは,この地域に住む自分たちにしかできないことであり、生活する上で不可欠な水を守り、後世に残すことは大変重要なことである。また、近年、子どもたちが川に接する機会が減っており、川と安全に楽しく付き合う方法を広めていきたい、と活動をしている。

今後、会では、川の楽しさ、怖さ、素晴らしさは、川に触れて初めてわかる。大人が自然を子どもたちに伝えることは欠かすことのできないとても大切な事、また、青少年の育成活動や「アカザ」の人工繁殖を取り組む活動を行なうという。