4月26日恒例となった八反田川のぼりイカダレースは青空のもと、老いも若きも力いっぱい頑張ってタイムが競われました。
大会が開催された嘉麻市上臼井地区八反田船入り場は、江戸時代は秋月藩の米蔵があり、遠賀川の水運を利用して川ひらた(五平太舟)で年貢米を運んでいました。年貢米を納め、役目を無事果たした農民がたくさんのお土産を船に乗せて川をのぼってきたそうです。こうした当時の習慣をしのぶと共に、昔から慣れ親しんだ川で楽しく遊び、その川を清掃することによって、ふるさとの河川愛護や地域の活性化につなげたいという思いで、嘉麻市商工会青年部を中心に実行委員会を形成して取り組まれています。
イカダレースは参加者の手づくりイカダや大会実行委員会が準備したイカダで競います。予選ではスタート地点から川を下り、折り返し地点より下流から上流へのぼってきます。予選を行い上位のチームが決勝戦を行い優勝を目指します。今回は15チームが出場、予選は3回、5チームで競われます。
お天気に恵まれたもののまだ川の水は冷たいようです。なかなかイカダは思ったように進んでくれません。4人が力を合わせて・・・と頑張れば頑張る程、方向が定まりません。川の中だけには落ちたくないと願っていた選手は、イカダの転覆で川の中へ、残念でした。水はきれいだったそうですがまだまだ冷たさを感じます。大人に交じって子ども達もたくさん声援をおくっていました。子ども達が大きくなるころもっときれいな川でありますように、そしてイカダレースを何時まででも続けていただきたいですね。
レース後は来たときよりもっときれいに!と参加者・応援者みんなで清掃活動を行いました。 |