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芦屋の里浜づくり松の植樹
福岡県 北九州県土整備事務所 河川砂防課 

2016年3月12日(土) 「芦屋の里浜づくり」のマツの植樹に400人近くのボランティアの皆さんが園芸用のスコップや軍手を持って芦屋海浜公園に集まりました。

福岡県と芦屋町 は、地域住民の皆さんと一緒に、芦屋海岸に地域の財産として将来に誇れる素晴らしい松林を造り育て、あわせて砂被害を軽減させる取り組を行っています。昨年度に引き続きクロマツの植樹を行いました。

植樹をする海岸線には飛砂対策の目的として静砂垣(竹で作られた垣根のようなもの)、堆砂垣を設置し、海岸側に人工の砂丘を作って、砂が落ち着くようにしています。あらかじめボランティアの皆さんの作業区画が決められており、そこのマツを植え終わったら集合写真(記念撮影)を取って終了となります。今回も参加者が多く、
1時間弱でほとんど終了していました。

植え付け作業は、砂地なので、マツが倒れないように、保護シートでマツの幹の部分をくるんで、ひもでマツを竹の支柱と結んで固定して出来上がりです。小さい子供連れの家族も多く参加され、お父さんに抱えられながら自分と同じくらいの松をしっかり植えていました。どちらが先に大きくなるでしょうか。参加された皆さんにとっても良い記念の植樹になったのではないでしょうか。

上から見ると静砂垣は入り口がジグザグの様になっていますが、風や砂が通り抜けないようにしているそうです。マツも若干密に植えているようですが、年数がたっていくと、病気になったり、大きくならないマツもあるそうで、元気なマツを育てるために必要なことだそうです。また、昨年植えられた松も元気に育っていました。