彦山川にもっと関心を持ってもらい、きれいな彦山川を!と願って「川面に映るイルミネーションの祭典」が12月23日〜25日まで、田川市伊田、彦山川ばんだごうら河川敷で開催されました。その美しさは星が川面に舞い降りたような神秘的な輝きで、田川の冬の風物詩として地域の皆さんの楽しみとなっています。
当日は、雨も心配されましたが、5時から点灯式が行われたくさんの皆さんで賑わいました。
点灯式の前では、九州和太鼓 田川大藪太鼓の児童達による力強い太鼓の披露が行われました。
ツリーは昨年同様に、クレー車が5台配置され、それぞれにツリーが飾られています。最も高いツリーは55mもあり、遠くからもその美しさを見ることができます。
この取り組みは、~人も、魚も、虫も、鳥も川と共に生きている~
私たちの故郷の川彦山川は、安らぎのオープンスペースであったり、飲み水や農作物などに利用される貴重な水資源でもあります。しかし、河川はゴミの不法投棄や生活雑排水で汚れてかわいそうな状態です。美しい川を守るためには一人ひとりが、少しでも川のゴミや汚濁を減らすと同時に、山を守っていくことも大切です。私たちの子や孫に誇れるふるさとの川として、伝えていこうと、彦山川を愛するボランティアの皆さんが河川美化啓発のために取り組まれています。
式典後、実行委員会が準備された温かいおうどんやおにぎりなどを、いただきながら、きれいな川面に映るイルミネーションを眺めながら、ゆっくりとした時を過ごしていました。
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