2024年4月24日10時から嘉麻市嘉穂地区公民館宮野分館で、メンマ作りの仕込みを行いました。 放置竹林整備のためです。遠賀川流域住民の会会員26名が参加しました。 地元嘉穂の会員の方々は朝早くから孟宗竹を刈り取り皮はぎまで準備してくださいました。 早速、かたい部分を除いて穂先とその他に分けて、適当な大きさに切り、各々袋に入れ大鍋で穂先30分、その他は40分湯がきます。 常温に冷ましたのちに塩漬けです。 塩の分量は、タケノコの30%、ずいぶん多いと思いますが、カビなどの発生防止のためです。 このままで、おいしいメンマができる冬の初めまで待ちます。 その後、さらに上流に行って、竹が杉林を侵食している姿を見学しました。 地元松岡さんの話によると、急速に杉が駆逐されていて、このままだと、竹の根が浅い為、大雨時の地滑り等が心配だとのことです。 山間部では、高齢化と人口減少で山の手入れができていません。 本日集まった会員間の話では、竹のパウダーがぬか漬けの床に使うとにおいが少なくなるとか、菌床キノコの床材になるとか、カブトムシを飼育するときに使えるとかの話もでました。 竹の有効利用がもっと進むことを切に望みます。 |