英彦山で「むしのお面づくり」体験!
自然の中で見つけて、感じて、つくって楽しむ3日間
8月15日から17日まで、英彦山青年の家で「むしのお面づくり」体験イベントが開催されました。主催は「ちくほう森の学び舎」。英彦山の豊かな自然の中で、子どもたちがむしを観察し、その特徴を活かしたお面を自由につくるという、夏休みにぴったりの体験型プログラムです。
まずは森の中へ出発!
参加した子どもたちは、リュックを背負って森を探検。木の枝にとまるカマキリや、草むらからひょっこり顔を出すコオロギなど、いろんなむしたちと出会いました。特に注目したのは「顔」と「触角」!「この触角、くるんって曲がってる!」「このむし、目がとび出しててかっこいい!」と、ひとつひとつの特徴を楽しそうにスケッチしていました。
いよいよ制作スタート!
観察したむしを元に、紙や絵の具を使ってオリジナルのお面づくり。中には、紙を何枚も重ねて立体的なお面をつくる子もいて、「角がリアルになるように、ここは3回重ねたよ!」とこだわりを見せる姿も。色を塗るときも、「塗り残しがないように、角の先までちゃんと塗るんだ」と、みんな集中モード!
そして迎えた最終日。
完成したお面は、会場にずらりと展示され、「むしのお面展示会」が開かれました。来場者たちは、「これはなにむし?」「すごい!ほんものみたい!」と、子どもたちの想像力あふれる作品に見入っていました。
自然の中でむしとふれあい、自分だけの作品をつくる——
この3日間は、観察力や創造力だけでなく、子どもたちの「楽しい!」がぎゅっと詰まった、かけがえのない夏の思い出になったようです。
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