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第28回 タカミヤ・マリバー環境保護シンポジウムに、笹尾川水辺の楽校運営協議会の役員と関係者数名で参加してきました。 開会前には、タカミヤ環境ミュージアムの施設についての説明があり、北九州市がかつて深刻な公害に悩まされていたこと、そしてその公害対策の原点が当時の婦人会の皆さんによる取り組みであったことなどを伺いました。市民の力が環境改善の大きな原動力になってきた歴史を、改めて感じる時間となりました。 シンポジウムでは、ネオニコチノイドが生物に与える影響についての講演が行われました。当会の原口理事長も、日頃からマイクロプラスチックの問題について各地で説明を行っていますが、扱う素材や物質が違っても、川・海・山など自然環境を通じて、最終的には人の食べ物や生活に影響が及ぶ可能性があるという点は共通していると改めて感じました。 講師の方は「環境は少しずつ良くなってきている」とお話されていました。しかし同時に、一人ひとりの意識や知識の積み重ねが、これからの環境を守るうえで欠かせないことも強調されていました。 今回のシンポジウムを通じて、環境保全の重要性を改めて実感するとともに、今後の活動に生かしていきたいと感じました。 |
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